眼科専門医であるかどうか
オルソケラトロジーは、日本では2000年になって初めて行われた新しい治療
であるため技術の未熟な医師が処方している可能性があります。
失敗しないオルソケラトロジーのためにも、いい医師を選ぶことが治療を成功
させるポイントといえます。
■ なぜ、技術の未熟な医師がオルソケラトロジーの治療を担当するのか
眼科医になるには医師免許さえあれば、誰でも明日からでもなれます。それは
歯科医以外は○○科医免許というものがないため、何を専門とするかは医師の
裁量に任されているからです。
上記のようなことがあるため、例えば病院の小児科の勤務医が忙しいわりには
小児科は給料が悪いから、と明日から儲かる自由診療の治療を行おうということ
で、オルソケラトロジーを行う眼科クリニックで次の日から働くということもできない
ことではないのです。
当然、そのような医師にとっては、眼科の専門知識などは大学の授業のうろ覚え
程度でしかなく、衛生面の注意を怠ることや目の疾患の兆候を見逃して後で大きな
トラブルに発展するということも十分起こりえることなのです。
■ 眼科専門医を選ぶ
オルソケラトロジーは適切に行えば効果が大きいものですが、レンズ選びが大変
難しいので眼科が専門でない医師が取り扱った結果、目に合わないレンズを処方
されて、角膜感染症などを起こすこともあります。
オルソケラトロジーを行うのであればクリニックではまず、担当の医師が「眼科医
認定カード」をもっているかを確認することが大切です。
眼科医側もにわか眼科医と区別するために「眼科専門医制度」があり、5年以上
の眼科病院での診療経験がある物に対して、「眼科医認定カード」を発行しています。
なお、日本眼科学会のホームページから都道府県別、氏名の両方から眼科専門医
の検索が可能になっていますので気になるようなら調べてみましょう。
日本眼科学会(http://www.nichigan.or.jp/senmonlist/map.jsp)