気になるオルソケラトロジーの安全性
ある程度視力について勉強したことがある人、コンタクトレンズの愛用者にとって
オルソケラトロジーの解説にある「寝ているときにコンタクトレンズを装用する」と
いうところに疑問をもった方もいるのではないでしょうか?
オルソケラトロジーの治療では「就寝時に特殊はコンタクトレンズにはめる」こと
になります。今までコンタクトレンズを装用したことのある人はわかると思いますが、
コンタクトレンズを付けたまま眠ると目が覚めたとき真っ赤に目が充血していたり、
目とレンズが乾燥してコンタクトレンズが取れなくなってしまうことがあります。
コンタクトレンズを付けたまま寝ることは目の衛生状態とって最悪なことで、最悪の
場合は、目を押さえながら眼科医に駆け込むという事態にもなりかねません。
そんなコンタクトレンズですが、オルソケラトロジーの治療で扱うコンタクトレンズ
は酸素透過性を高めたコンタクトレンズを使用しており、安全性に関しては世界
でもっとも高い安全基準をもつ米国の食品医薬品局(FDA)が認可しています。
訴訟大国のアメリカで100万〜120万人の人がオルソケラトロジーを使用している
ことからもオルソケラトロジーの安全性は十分に確認されていると考えてよいので
はないでしょうか。
(注:日本の厚生労働省は、まだオルソケラトロジーの治療を認可していません。)
オルソケラトロジーによる副作用、合併症は通常のハードコンタクトレンズと同様
に不衛生な装用、無理な装用時間により角膜に傷がつく、炎症を起こすことが
報告されています。
ただ、ほとんどの場合、レンズの装用期限を守り、日々のコンタクトレンズのケア、
定期検診を欠かさず行うことで未然にリスク・合併症は防ぐことができます。
オルソケラトロジーは、無理に行う必要のある治療ではない「自己選択の治療法」
なので、オルソケラトロジーに少しでも不安があるようならば
・もう少し様子を見る
といった選択肢もありますので、決してあわてて始めるものではありませんので
あいからず。